いろいろな方面から西尾先生に強圧的な抗議があり、また論文中に出てくるT氏に懇願されたために、西尾先生が岩田君の貴重な論文の掲載を一時とりやめてしまいました。
事実、岩田君の論文に対し一部勢力から「事実誤認だ、大嘘だ」などなど全く根拠のない誹謗中傷が噴出しておりますが、私の見る限り彼の論文は大筋において完全に問題のない内容であると考えています。
確かに岩田君の書き方にはごく一部瑣末な誤りがあったのは事実です。
しかし日本会議事務総長の椛島有三氏、日本政策研究センターの伊藤哲夫氏、そして例の勝岡寛次、内田智、新田均の三氏が全て旧・生長の家の信者であるということを判明させたことに彼の論文の要旨・意義があるのであって、生学連が何年に結成された云々や椛島氏が当事トップではなく指導的な地位にいたにすぎないなどということは瑣末な議論にすぎません。
したがって岩田君の論文を本ブログに再掲載し、私なりの分析・解剖を開始してみたいと思います。以下引用。
今回のつくる会の一連の内部紛争について、私は一貫して西尾幹二先生を支持します。満腔の意をもってエールを送りたいと思います。
今回明らかになったつくる会の問題は、実はつくる会内部の問題だけではありません。もっと大きな保守界全体の問題であるということをまず指摘しておきたいと思います。
まだこのブログ、ならびにインターネットの掲示板などでも指摘されていない重大な事実があります。それは、「なぜ宮崎正治事務局長を解任しようとしただけで、4人組(松浦光修、勝岡寛次、内田智、新田均)が反対したのか」というところに最大の鍵があるということです。
従来ならば、会長あるいは副会長等の職にある者が事務局長一人をルールに則って更迭するということは、組織論から言ってさほど問題のないことです。しかしなぜここまで事が大きくなったのか。ここにこそつくる会の大きな問題が隠されています。
まず、西尾先生がお書きになられているように、昭和44年の全学協というものが発足したとあります。しかし、そのさらに3年前に通称、生学連、生長の家学生連盟という組織が作られていた事実に目を向けなくてはなりません。
生学連とは宗教団体である生長の家の学生組織です。保守系の学生運動では強い力を保持していた団体でありました。その中心的人物が日本会議事務総長の椛島有三であり、日本政策研究センターの伊藤哲夫であり、今回辞任に追い込まれた宮崎正治つくる会事務局長だったのです。
また、あの4人組のうち3人は早稲田大学出身です。しかも3人とも同じサークルに属しており、そのサークルこそが早稲田大学ニューソート研究会というサークルだったのです。
ニューソートとは生長の家の教えのことです。この組織は谷口雅春を教祖と仰ぎ、その思想を実践し、学生をオルグする集団です。生学連のトップだったのが長崎大学教育学部出身の日本会議事務総長の椛島でした。
ちなみに、長崎大学は現在でも生長の家系のサークルが学生自治会を乗っ取っているという全国でも珍しい大学であります。大学自治会のほとんどは左翼に乗っ取られています。長崎大学教育学部自治会だけは生長の家のサークルが持っています。
この生長の家系保守派学生運動の一連の流れの中で大きな力を持っていたのが早稲田大学、九州大学、長崎大学の3校でした。そのうちの早稲田大学出身なのが勝岡寛次、内田智、新田均です。
新田均と内田智は同学年、一つ上の学年なのが勝岡寛次に当たります。彼らの運動方針に「生学連の会員は、谷口哲学と生学連運動方針に対し絶対の忠誠を誓う誓約者でなければならない」いうものがあります。
さらに、「生長の家の教えを理論化するのが教育学だ」と説くのがあの高橋史朗です。高橋史朗は今回辞任した宮崎正治事務局長の早稲田大学時代の後輩に当たり、つくる会の内部においても宮崎事務局長は高橋史朗を「高橋君」と呼んでいたのはその所以である。
本来ならば、一介の事務局長がつくる会を指導する副会長に対して君付けで呼ぶのはありえないことでしょう。しかし、彼らの中にあるのは未だに生学連内の内部序列なのです。
その内部序列が大人になった今でも続いているのです。社会的名誉よりも組織の論理を優先させる、非常に共産党と似通った組織論を持っています。共産党の党秩序も同様に、衆院議員になろうが参院議員になろうが何であっても党内の役職の方に比重があるのです。
社会的にどう評価されているかよりも共産党内の地位が人間関係を全て規定している共産党と同じ構造です。
よって「宮崎正治を守れ」という主張は西尾先生の院政を阻止するためでもなんでもありません。宗教的な連帯感と宗教的ヒエラルキーへの帰依から、このような事態になっているのです。
さらに言うと、生学連が大きく発展してできた組織が日本青年協議会です。30周年を迎えた団体であり、この日本青年協議会が日本会議を実質的に動かしています。その証拠に日本会議と日本青年協議会の住所を見比べると、同じマンションの同じ階になっています。そのことからも察して頂けると思います。
従って、生学連のトップを務めていた椛島事務総長が日本会議を仕切り、生学連の流れを組む日本青年協議会が日本会議を仕切っているとあっては、今回の一連の行動は幕屋云々や他の宗教団体などという問題では全くありません。これはあくまで生長の家の問題なのです。
彼らの意識の中では当初からつくる会よりも日本会議、さらにそれを動かしている日本青年協議会こそ第一に置く見方をしていたのです。彼らは「日本会議を動かしているのは我々日本青年協議会である」という意識を常に抱いて行動しています。その日本青年協議会のあくまで「出先機関」としてつくる会を考えていたわけです。
彼らの一人が言ったセリフで「つくる会の執行部に西尾と藤岡を据えているのは客寄せパンダになるからだ。私たちが実質的につくる会を動かしているんだ」と言っているのを聞いたことがあります。
つまり、今回の宮崎正治の辞任問題に関して言えば、いわば「出先機関の客寄せパンダごときが本部のお目付け役をクビにするなどとはどういうことか!」というのが今回の真相なわけです。
ですからつくる会は、初めのうちは心ある知識人の「日本の歴史教科書を良くしよう」という心から始まった活動だったのが、知らず知らずのうちに生長の家グループの組織構造の中に投げ込まれていったというのが真相であります。
今回西尾先生が4人組とそれに連なる系譜の人と戦うということがどういうことなのでしょうか。それは日本の保守界内部に巣食う生長の家と戦うことを意味します。
生長の家がなぜ危険なのかと言いますと、いわば一種のカルト的要素を保持しているというところです。戦前の八紘一宇の精神をさらに突き詰めて、「天皇国日本の下に全てを従える」という独善的な発想があるのです。そのことを指摘しておかなければならないと思います。
さらに生長の家は「この本を読めば病気が治る」と言って、罪なき人々に大量の宗教本を売り込むのですが、当然この本を読んだところで病気が治るはずはありません。
漏れ聞くところによれば、生長の家の教祖の谷口雅春にある同級生が「この本を読めば本当に病気が治るのか」と聞いたところ、「これは商売なんだ。こう言わないと本が売れないではないか」と答えたということも聞いたことがあります。
なお、現在は生長の家本体と日本青年協議会や日本会議との関係は非常に弱くなっています。その背景には谷口雅春の死去後に教団を継いだ2代目と3代目が左翼的思想の持ち主であり、谷口雅春の本を次々に廃刊に追い込んでいるという事実があります。
いわば谷口雅春的な右派から政治色を除いた純宗教的な左翼的宗教になっているのです。そのあたりの確執から生学連は生長の家という名前を捨て、日本青年協議会あるいは日本会議という組織に生れ変わり未だに保守界の中で活動しているのです。
今回一番の問題であるのは「つくる会が独立した機関ではなかった」という事実でしょう。しかも彼らがそれを高らかに謳い上げていたにもかかわらず、それに気づかなかったという保守界の油断がそこにあるのではないかと思います。
今回の西尾先生の告白と戦いで示された勇気に対して、私もできる限りの知識と情報を提供しながら西尾先生を応援していきたと思っています。
一人の人間がいかなる宗教を信じようと自由ですが、他の純粋に愛国心からつくられた組織が一つの宗教を第一に考えなければ運営すらままならないという事態は極めて異常です。
西尾幹二先生の今回の戦いは、期せずしてか戦後保守の大きな膿を抉りだし、これを白日の下に曝すこととなりました。先生の愛国心と「義を見てせざるは勇なきなり」との言葉を思い起こさせる熱い正義感に感銘を受けました。
また、このブログを運営し、正確な情報を多くの国民に伝えることに心を砕かれておられる管理人の長谷川さんにも心より敬意を表します。
以上引用終了。







ハンドルは使い続けていなければ捨て判と同様のものとしてウェッブ上では嫌われるよ。
http://wolf.accela.jp/cgi-bin/aramar.cgi?no=158&reno=156&oya=152&mode=mesegeview&page=0
岩田君の(君の言う)論文は三つあって、本名明記のものが最後なのだからそちらを載せるべきじゃないのかなぁと思うよ。
http://wolf.accela.jp/cgi-bin/aramar.cgi?no=156&reno=155&oya=152&mode=mesegeview&page=0
では、期待してみていますので頑張ってくださいね。
そしてその二つとも私は本ブログに掲載しています。
したがってあなたのおっしゃっていることは理解不能です。意味が分かりません。
まぅ、注目していますのでこれから頑張ってくださいな。